現在は3月中旬
そして決算月の企業も多いのではないでしょうか
私のトコロにも多くの引継ぎの挨拶アポイントが入ってきています
さて
転勤は得なのか損なのか
長期的に考えると損は無いというのが多くの先輩からの意見です
しかし
働き方の多様化が叫ばれる中で
会社からの命令に従ってグルグルとローテーションを行われるかのように
住む場所を変わり 友人や家族との時間を割くことにデメリットを感じる人
会社の経費で色々な場所に移り変わる事ができて
それだけで経験値が積まれるので
自分の為にもメリットしかないという意見もあるでしょう
転勤には良い事も悪い事も両面あるのですが
管理職目線で考察してみます
転勤貧乏になってはいけない
昇進となれば給与アップとなります
転勤して昇進&昇給となれば
メリットがぐっと上がるのではないか
昇進ではない転勤の場合でも昇給する場合もあるでしょう
企業毎に転勤についての規則は存在しますが
引っ越し規定や家賃、帰省などのルールは記されていますが
給与については 定義されていないのでその時々で確認が必要です
転勤前提の企業に勤める場合は
その規定が社員の負担が少なくて済むように設定されている企業を選ぶべきかもしれない
転勤貧乏になるような事はあってはいけません
お金を稼ぐために働いている訳ですから
持ち出しが多い転勤は断るべきです
なのでできる事なら、その企業に入る前に確認しておいた方がよいでしょう
入社後であれば
定期にあるであろう人事ヒアリングの中で
転勤については前向きに受ける姿勢を示し
金銭的に持ち出しが多い場合は受けられないので
考慮してほしいと要望を出しておきましょう
注意しておきたい事は
人事からの評価は若干下がる可能性もあるので
これが言えるのは自分のポジションが高めの人材に限ってしまうかもしれません
会社への貢献度合いが高いほど 自分の意見が通ります
それは転勤に限らずですが
少なくとも転勤させたいと思う人材は
企業にとって大切で育てたい人材だと思いますので
意見は出しておいても良いでしょう
内々示の時に相談するのもよいかもしれません
意外に楽しい転勤ライフ
転勤を楽しんでいるビジネスパーソンが多いのも事実
自分の時間が増えた人
心機一転 毛量を増やす人
昔から都会で働いてみたかった 田舎で働いてみたい人
会社経費で住む場所を用意してもらえて金銭的に楽になった人
関わる人間が変わってストレスが減った人
人が動けば強制的に環境が変わり
自分も変わらざるを得ない状況になり
結果として良い影響が出た人も多くおられます
住めば都
そのような言葉があるのも理解ができますね
退職しなくても転勤で解決できる事がある
価値観は変わります
その仕事が好きでも上司が嫌な奴なら退職を考える方もいるでしょう
しかし
転勤する事で今の環境を変える事は簡単です
公式に上司や部下、得意先も変える事ができます
住みたい土地があるなら希望を出すこともできますので
ゆくゆく転職を考えている方でも
現職の時に希望の土地に転勤して
その場所で転職先を探す方も多いです
少し会社には悪き気もしますが
社員が転職を考えてしまうのは企業努力が足りていない訳ですから
気にする必要はありません
特に地方から東京に転勤した後に
その地で転職を実行する方は多いかもしれません
仕事も多く、平均給与も高いからではないでしょうか
退職や転職は 何かしらの不満や将来の不安があることも多いでしょう
それを叶える為には企業側と社員側の共同作業という事になりますが
務める企業を変わるだけで解決する事も多いのであれば
企業側の努力が不足していると言えるでしょう
でも転勤したくない
転勤したくない人の方が多いのではないかと思います
私は転勤したくない人は断れば良いと思っています
しかし
転勤がある企業に勤めていてそれを断る時は退職を意味する企業も多いでしょう
最近では断る事が可能な場合も増えています
辞令が出てから断る事は無理だと考えておいてください
内々示が出る前に動く事が大切です
異動の会議に名前が上がらない状況にするのです
もちろん企業側からの評価は下がるでしょう
それでも転勤したくないのであれば
やり方は簡単です
家族や体調を理由に今は動けないと上長から人事へ話を通しておく事です
あくまでも個人のわがままではなく、今の環境では動けない
仕事は好きなので続けては行きたい
そのように前向きに相談しておくだけで
転勤の網から抜け出す可能性が高くなります

まとめ
・転勤は悪い事だけじゃなく 転職にも似たリセットが可能になる
・転勤は個人の処遇を変えるチャンスなので交渉しよう
・転勤をしたくいのであれば事前に根回しをしておくことが必要
・短期でなく長期的に考えて所得が増える事が必要
・帰省するためにか関わる経費、時間が見合っているのか考える
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