すごい心理学ーもっとすごい心理学に続く第三弾の書籍です
三作目も濃い内容となっておりますので抜粋要約スタイルで紹介をさせてもらいます
今日から使える心理学
笑顔になる事でもたらす効果
笑顔の顔の人の方が魅力的に見られるため 人に好かれる
自分も楽しくなる
免疫系にも良い影響がある
長生きできるようになる
疲れにくくなる効果がある
笑顔としかめっ面をした人に
同じ負荷の運動を行ってもらった結果
笑顔の方が気持ちが良いと感じ更には疲れにくいという結果がでたようです
嫌な仕事や単調な作業をしてる場合は笑いながら対応する事で
気持ち的な負荷だけではなく体力的な負荷も軽減してくれる効果があります
笑顔ができない時はどうするか?
心理状態は自分の姿勢が大きく関係しているということがわかっています
俯いて、背中を丸めた姿勢の時はネガティブな発想がしやすく ポジティブな事を考える事が難しい
逆に
背筋を伸ばし、頭を上げている姿勢の場合はポジティブは発想になりやすいという事です
明るい性格に変わるのが難しい人はまずは姿勢から変えてみるだけで
物事に前向きに取り組むことができるかもしれません
それでもだめな人
まったく前向きになれなく、ストレスで押しつぶされそうな人
歌を歌う事だそうです
音楽は聴くだけでなく、自分で歌った方が癒しの効果は高まる
実験ではメンバーの唾液の中のストレスの指標として免疫グロブリンやコンチゾール
を測る事で数値化する実験です
音楽を聴いただけでも数値に変化は起こり リラックスする結果が出ているが
実際に歌を歌った方が効くだけよりもよりリラックス効果が出る事がわかりました
カラオケに行ってすっきりした経験は皆さんも共有していただけるのではないでしょうか
歌うのが下手な人でも一人カラオケでも良いかもしれませんね
仕事相手が憎たらしくて笑顔になれない場合
親指を立てて いいねの形にして接してみる
これは自分が相手に好意をもつ心理学になります
苦手な相手に対して自分をコントロールする形になるので
嫌いだけど、接点をもたなければならない相手に対して
自分を欺く事で自信のストレスを軽減、コントロールする事ができるようになります
ちなみに
中指を立てて接すると逆の効果が出てしまいます
姿勢にも通ずる事ですが体のかたちから精神は影響する事がわかります
人生が変わる心理学
朝の道徳効果
私たちの心は時間帯によってさまざまに変化する
そして朝の時間帯は人は倫理的で道徳意識も高いという事がわかっています
午後、夕方になってくるとモラル意識は低下してゆきます
ゴミ拾い、人助け、嘘をつく、誤魔化す このようなことも朝の方が良い結果となります
朝はセルフコントロール力が高く、午後になるにしたがって
セルフコントロール力を使い切ってしまい 午後には道徳意識が低くなってしまうのです
依頼事をするのは朝にしたほうが良いかもしれません
助けてくれる確率が上がるでしょう
良い仕事をするにはコアタイムがある事もこの理屈が当てはまります
セルフコントロール力は体力のように消耗するため、朝の方が道徳意識が高い
人は休憩をした後にはやさしくなる
謝罪をする時などは朝が一番よくて、休憩後のやさしい時に行うのが良いでしょう
頼み事や謝罪を更に効果を上げる場合は
清潔、良い香りのする場所で行う事で結果が大きく変わる結果があります
匂いによって相手が不快に感じる事は当然の事かと思いますが
不快な匂いがする環境では道徳的に厳しい判断を行う結果です
謝罪、交渉などを行う時は匂いにも注意する事で結果が大きく変わってくるでしょう
匂いなどの周囲の環境によって人の心は影響される為環境を整えておく事が大切
知らないと損をする心理学
人生と後悔についての研究について
後悔の研究結果を知っていれば後悔は少なくなるわけです
30歳から76歳の男女にあなたが若い時の自分にアドバイスするとしたら何をアドバイスしますか?
1位は人間関係ついて
勇気を出して彼女に告白しておけ 上司と仲良くしておけ
2位は教育について
大学には行っておけ
数学の勉強はしておけ
教育に関する後悔が多いのは学歴に対しての年収の違いが大きいのではないかと思われます
人生で多くの人が後悔するのは人間関係と教育である
続ける技術 習慣化の技術
セルフグラフ法
運動や勉強の習慣を身につけたい時には自分の行動について記録を取る事が良い
今の時代ではアプリなどを使えば容易に記録を取る事ができます
結果を自身で確認する事で自分の成長を見る事で
やる気を引き出す事ができるとう事です
歩数、体重なども目に見える方が結果がでる訳ですね
習慣を形成する為に必要研究
・難しくない事
・本人が楽しめる事
・環境が快適である事
・決められてた時間に毎日始めるという一貫している事
無茶な目標は習慣化するのは難しいと言えるでしょう
今回の研究はスポーツジムで行わましたが
最初からハードワークを毎日行う事を選ばずに
容易に続ける事ができる内容で始める事で運動する事を習慣づけた方が
良いということになります
習慣化に大切なのは行動を記録する事で6週間、週4回以上を継続する事
あとがき
心理学と言えば相手を操る系を想像される方も多いかもしれませんが
本書は自信を操る形でより良い人生を送りましょうというスタンスでの心理学となっている
すべての人に当てはまるとは思わないが
やってみる価値があるのではないだろうか
とりあえず親指を立てて生活をしてみようと思う
コメント