管理職が読む『コンサル1年目が学ぶこと』の超要約

Life

コンサルタントを目指す学生が読むのはもちろん

幅広い社会人の方にも勉強になる内容といえます

ここで得られる知識は社会人として長く使える内容となっており

新入社員というよりは、中堅社員および管理職が読むにふさわしいのでは

ないかと思います

結論から話せ

結論から話す事は結構有名なお話です

ただ、自分の中で結論が出ていない時に何か言おうとして結論以外の事を話すのはやめるべき

頭の回転が悪い、深く考えていいないと思われたくない事から取り繕う事になります

その取り繕う事自体が見ている側からすればバレバレな訳で

とりあえず何か言う癖を無くすべきである

管理職ならばチームの前で話をする機会が多いのではないだろうか

話しているうちに出口を見失った経験はないだろうか?

とりあえず適当に5分から10分ほど話ができる人は多いと思いますが

結論に目掛けて話をするのは少し難しい事ではないだろうか

また、聞いている側がだれてしまう事も避けたいところです

話を組み立てて端的にお話するように心がけましょう

端的に答えろ、言い訳は後で

問いに対して正確に答える事ができない人がいる

上司から作業Aは完了しましたか?の問いに対して

部下は作業BとDは完了しています。

何故、作業Aは完了していませんと答える事ができないのか?

言い訳を先に言うのは止めましょう

上司から叱られるとか感じて自分は何もやっていなかったわけじゃないんです。

そのような言い訳に聞こえます

的ははずれな回答をしていては相手に信頼されません

言い訳したい気持ちはとても良くわかりますが

逆効果になる事を理解しておいた方が良いでしょう

数字と理論は誰でも動かせる

数字は誰にも動かす事のできない客観的な事実である

だからこそ数字に裏付けされた自分の意見はだれが見ても通じるのです

責任のある立場である人ほど成果を求められる為

自分の意見を臆することなく言うべきである

とは記されているが

実際は数字の見方は立場によっては様々である

上司と部下 自社と他社

相手が出してくる数字や出してくるだろう数字をもとに根拠を固めて

資料作成を行う事が大切です

相手の期待値を超えろ

ビジネスにおいて最も重要な事は期待値を超える事

そのためには相手が期待している事を把握する事が必須

そしてそれを突き詰めて想像する事で相手の期待を超える

事ができるのである

相手の期待を把握するには適切な質問力が必要と言える

相手が上司の場合は報連相による認識共有を行う事が大切です

得意先や関連企業の期待値を超えるよりも

上司の期待値を超える方が難易度が高く

重要と言えるからである

事実、解釈、アクションの区別

事実だけを報告しても、解釈だけを報告しても上司からは叱られるかもしれません

なぜなら前者に対しては事実からわかる事が何なのか質問が出てくる

後者の場合は根拠のない意見を伝えている事になるからです

私は、報告を1つのストーリーとして成立するように報告するよう気を付けています

仮説思考

通常であればデータを収集し、そこから問題点を探し出す

しかし

その場合は幅広いデータを収集する事になるため効率が悪い

そこで仮説思考が有効になってくる

データを集める前から仮に予測して進める事で

問題点についても仮にあぶりだす事ができるのである

仮説で進める中での注意点は仮説から外れた時点で

実データをもとに即修正を行う事である

仮説を立てずにデータを収集してから進めた場合と

仮説で進めた場合を比べてみると

一見、準備周到に進めた方がよさそうな印象だが

結果に大きな違いはないだろう

更に予測値で進める事で圧倒的にスピードは速いメリットがある

管理職としてチームを率いているのであれば

プロジェクトの仮説だけでなく、市場や業界の動向を予測しながら

チームを誘導しなくてはならない

仮説を立てる事を意識する事は非常に大切だと感じます

情報を集めるだけではビジネス戦闘力は上がらない

現在ではSNSなどを使い情報収集は容易である

しかし、結果を知っているだけでは本質が理解できているとは言えない

ビジネスに求められるものは答えの出ていない現象や問題を解明、解決する事である

答えや結果から遡って考え、自身のビジネスにどのように結びつけることができるか?

そのための情報収集でなくては意味がないのです

大学生は消費者、社会人は生産者

消費者であれば対価を払ってサービスを受ける側

社会人であればその逆でサービスなどを提供する事で対価として金銭を貰っている

だからこそあなたが生産者であるのならば消費者

企業に勤めているなら勤め先の期待に答えなければ対価を得る事はできないのである

ビジネスマンであれば消費者、自社に貢献する事に意識を持って

仕事をしていないとダメなのです

まとめ

1年目でここまで理解ができたなら社会人として生涯を終えるまで

苦労する事は減りそうだと感じる内容でした

コンサル業でなくとも読む価値はあるのですが

あえてコンサル的に自分の仕事ぶりを俯瞰で見る事が意識できるので

早い段階でビジネスマンとして自立できるのではないかと思います

特に日本では自分の価値を意識する事に無頓着な方が多いように思います

コンサル的な視点を鍛えておく事はとても良いと思います

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