何度言ってもやらない
やりますと言っていたのにやってない
丁寧に説明したのにやってくれない
約束したのにやっていない
成果が出ていればしつこく指示する必要はありません
なので
上司層が悩んでしまうのは
成果が出ていないのに言った事をやらない部下
部下の頭の中はこうなっている
殆どの場合はやる気はあります
真面目な性格でやらないといけないとも思っています
嘘を付いたりする気はサラサラないのです。
結果的に受けた仕事や納期を守れていないので約束を破った事になりますが
指示を守ってもらえなかった上司層と同等に約束を守れなかったストレスを
抱えているのです
負のスパイラル中でもがいている状況です
上司に対して反抗している訳では無いかもしれません
部下に対してのアプローチ
指示を聞かないのでは無く
優先順位が間違っている場合が多いのですが
それは後の話になります
言う事を聞かない部下はもがいている
成果は出したいし
上司から認めてもらいたいと思っています
まずは簡単な掛け算を覚えてもらいましょう
成果=考え方×行動
稲盛和夫さん曰く 仕事の結果=熱意×能力 と説いておられますが
言う事を聞かない部下はその前段階にあります
上司層は結果を追求する時に行動内容の確認のみ行っている場合が殆どです
やったのか?やってないのか?
やっていないから成果が出ないんだろ!のループです
言った事をやらない部下は逆算が苦手です
成果を出している部下は成果を出すための考え方を知っています
その考え方に合わせて行動するだけなので不必要な行動に時間は使いません
言ってもやらない部下は
やる事が多すぎて、やらないといけない仕事をする時間が確保できていません
優先順位が間違っている以前の問題なのです
タスクを数で見ているので山積みになった仕事を一つでも片付けたいのです
そうれば簡単な仕事から片っ端から処理します
そんな仕事に成果は付いて来る訳がありません
成果の為の仕事にはなっておらず
ただ時間に追われて大変な人なのです
そのような状況になっている部下に対して
何故やっていないのか問うたところで
十分仕事はしているつもりなのです
まずは今の仕事の進め方では成果が出ていない事
成果の出ていない理由は仕事のチョイスが悪い事
チョイスミスをする理由は自分の考え方が間違っている事と理解をさせる事です

上司だって傷つく
指示は聞いてもらえない
あっさり約束を破られて
あの長時間の話し合いはなんだったんだろう と途方に暮れる感じ
言い過ぎるとパワハラと捉えられても困ってしまう
そして悩むのです
なんでやってくれないのだろう?
自分の教育、指導が悪いのか?
嫌われているのではないか?
厳しくしても優しくしてもダメだ
押しても引いても 煮ても焼いても食えない
部下が成果を上げられないのは上司の責任ではありますが
部下が悪い場合もあります
悪いというよりも手に負えない場合はあるのです
上司層は部下の教育で悩みが絶えません
自責思考で物事を考え過ぎるのも良くないのです
自身の体調・メンタルを一番に考えましょう
まとめ
言う事をきかない部下はどこにでもいます
あなたの部下だけではありません
ただし、不真面目な訳でも
あなたに反抗している訳ではないかもしれません
ただ単に不器用な人間なだけかもしれないのです
成果を出す為に行動内容だけを確認するのでは無く
その取った行動、取らなかった行動に対して
どのような考えに基づいて決定しているのかを聞いてあげて下さい
成果=考え方×行動です
言う事を聞かない部下は仕事を足算だと勘違いしている事が多く
掛け算だという事を一から説明をしてあげて下さい
そして
上司層は悩み過ぎないように要注意です
あなたの指導方法が悪いとは限りません
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