TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト_files
鋼の錬金術師とは コミック、アニメ、アニメ映画、映画実写化と展開され
幅広い層に楽しまれた私の大好きな作品のひとつです
命をテーマに主人公の成長や人間模様が描かれているのですが
シリアスありギャグテイストありとおすすめの作品なのですが
その中で管理職目線で活かせる原則があり
事あるごとに部下に話をしています
短い文章で書き留めておきたいと思います
『鋼の錬金術師』(はがねのれんきんじゅつし)は、荒川弘による日本の漫画作品。
また、それを原作とした派生作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス[注 1])にて、
2001年8月号から2010年7月号まで連載された
等価交換の原則
物語では質量に置き換えられて説明されていますが
何かを得ようとすると時 必ず同等の対価を支払う事
これが錬金術の世界での等価交換の原則です
ビジネスシーンではラッキーパンチなんて言葉も存在しますが
基本的には起こった成果はそれを得られる為に対価を支払っているのです
逆に対価に応じた結果しか得られないという事です
物語ではそれを無視した『賢者の石』というアイテムが存在し
少ない対価で大きな結果を錬金するのですが
その『賢者の石』は人の命が原料として作られています
とてつもない対価を支払ってその『賢者の石』はつくられています
ビジネスシーンで少ない対価で大きな成果が出たとしたら
それが自分以外の誰かが大きな対価を支払っているのかもしれません
過去の先輩の功績であったり、上司や部下からのフォローがあったのかもしれません
物語では等価交換を無視した錬金術を行うと
強制的に対価を支払わされます
主人公は無くなった母親を錬成するという禁忌を犯すのですが
その時に自分の体の一部を対価として支払い
主人公は手、足を対価として奪われてしまいます
主人公の弟は体その物を対価として持っていかれてしまします
※奪われた手足を鋼でできた機械の義手、義足になった事で
鋼の錬金術師と呼ばれています
ちなみに大きな対価を支払った母親を生き返らせようとした人体錬成は失敗に終わり
自分たちの体を取り戻す旅が始まる・・・そんな感じて物語がスタートします
話しを戻しますが
結果とは努力や行動と等価である
自分の思い描く結果が出なかったのであれば等価の行動や努力が足りていなかったと考えて
何が不足していたのか考えてみる事をお勧めします

理解・分解・再構築
錬金術とは等価交換の法則により 理解・分解・再構築を行う事で
同じ質量の者を同じ成分の別の形に錬成する事です
簡単に書いてしまえば
炭があります
その炭が炭素で構成されている事を理解して
炭を分子レベルに分解し
同じ分子で構成されているダイヤモンドに再構築する
そのな感じでしょうか
錬金術ではないので実際に物体を分解する事はできませんが
組織、得意先攻略、人間関係
ビジネスシーンのありとあらゆる物に使えるのがこの法則です
目的に対してのルート構築に一番役にたったように気がします
理解
目標があります その目標の本質が何なのか深く理解をする
分解
その目標の本質に対して方法などを必要なブロックに分解する
再構築
そのブロックを目標達成にちかい状態に組み替える
その繰り返しを行うだけで成果はぐっと近くなります
一は全、全は一の考え方
全ては小さな一つからできている
私自信はそのような解釈をしています
物語では一は個人 全は世界と説いています
全は人それぞれですが世界、宇宙、ひとつの企業としても良いかもしれません
一は個人、行動などに置き換えてもよいでしょう
ビジネスの場で全を企業と考えた場合
一は社員、その社員のスキル、計画、行動、努力、人間性などのすべての個人の要素が
集まって
その個人が更に集まり
得意先や協力企業などの関係するすべての人が集まる事で企業という全を形成しているという考えになります
まとめ
理解・分解・再構築を活用して
等価交換の原則のもとに求める成果に応じた努力を行う
または、付加価値を意識した営業を行いそれの応じた対価を得る
商売の常識的な考えとも言えます
企業を構成するのは人
人財とはよく言った物で
良い人材がいれば失敗しても何度でもやり直しがきく
そう再構築して再度挑めば良いのです
組織の中では個を磨きそれをそれを纏めて成果が出るまで
再構築を繰り返す事が大切なのです
金やダイヤモンドは錬金できませんが
中間管理職は錬金術師だと思って行動してみるのは楽しいですよ
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