東京都、飲食店の酒類提供を終日禁止へ
飲食店に対しては、酒類のて提供は終日禁止にしたうえで
営業時間は、まん延防止等重点措置と同じ20時までの営業とする方向で政府と協議を進めている
アルコールが入ると気が緩み感染対策が疎かになり感染拡大につながるという事なのだろう
しかし
営業時間が20時までという判断には疑問が残る
もっと短くしろと言いたい訳ではない
全てが中途半端だと言いたいのである
大前提として外食店における酒類ははじめとする飲料のカテゴリーは利益率が高い事は
ご存じだろうか?
まん延防止法で感染拡大をとめる事ができなかったから今回緊急事態宣言という運びになっている訳で
酒類を禁じる事で高い効果が出せるとは思えない
どちらにせよ飲食店はもう持たないだろう
ランチ営業主体の日中の営業を主体としている飲食店は生き残る道はあるかもしれな
それでも夜の単価が高い為にダメージは大きいだろう
夜の会食を控えている方の中には
飲食店への応援も込めて日中にお酒を楽しんだり
ディナータイムの単価のメニューを食される傾向にあります
飲食店はそこに活路があると考えて試行錯誤して販促を行っている
居酒屋をはじめとする夜のお店については
高利益であるアルコールを販売できない状況では
お店の利益構造を変えて行かなくては成り立たない状況となります
そうしなくては家賃などの経費と利益が全く合わないのである
仮にテークアウトを中心としてアルバイトなどの人件費を削減したとしても
おそらく家賃の支払いができる状況まで売上が取れるとは思えない
日中主体の業態に変更する事も考えなければならないが
その体力も無いと考えられる
大型店舗はそれなりの補助が無いと存続できる状況にはないでしょう
終日の酒類販売を禁止するという事はインパクトが大きい措置である
なんども言うが黙食、おひとり様であれば感染リスクは抑えられる
おひとり様で1時間制限であれば閉店時間を制限する事も無く感染リスクは抑えられるはず
そのような事をしても
一時間単位ではしご酒するモラルの低い方々が夜のニュースに取り上げられるシーンが目に浮かぶ
しかしこれで良いのだろうか
まん延防止法時にコンビニで酒を買って野外で飛沫を飛ばしながら酒を飲むニュースを目にした
これは今回の緊急事態宣言時にも同じ事が起こるのだろう
換気ができていない個室よりは野外の方が安心感があると考えているのだろうが
これは大間違いである
飲食店でCO2センサー、アクリル板、体温センサーなどを設置された場所で飲食をする方が
安全性は高いに決まっている
気候も良く野外での飲食についてハードルが下がっているのだろう
同じようなマインドの方が集まれば見ず知らずの人たちで仲間意識を持ち
そこで感染が広まる事になるのではないだろうか
飲食店では入店時に検温、万が一の時に連絡がとれるようになっている先が増えている
感染者が出たとしても追跡できるのでPCR検査を受けてもらう事ができるはず
なぜ感染対策を十分に講じている飲食店が標的にされてしまうのか?
日本経済新聞に興味深い記事が掲載されていた

この記事の中に
飲食店は政治活動が弱い 政治家を出していないし、業界団体が動けていない。
これはありえる話だと思います
旅行、観光業界については政治力が効いている部分もあったが
飲食店は一律の給付という雑な補償しか講じられていない
飲食店は政治パフォーマンスに使われているような気さえしてしまう
全ての飲食店が安全とは言えないが
安心して飲食して頂けるように準備しているお店からすれば
今回の緊急事態宣言は生殺しの状態となるだろう
すべてのお店が潰れてしまう事はないが
徐々に耐えられないお店が増えてきます
期間も暫定2週間と言われているが延びる可能性だってある
補助の内容については不十分
飲食店は不安しかない状況だ
生活の中で一定の制限は必要だろうとは思うが
安全な飲食店でないと客が入らない状況になる事が一番良いと考えられる
そのような飲食店に対して補償をするべきだとも思うが
実際は対策されていない飲食店であっても繁盛店は人が並び
もしかしたら感染の温床になっているのかもしれない

三回目の緊急事態宣言に至るまでの政治の怠慢を飲食店が被っているように思える
対策を講じている飲食店に対しては十分な補償をしていただきたいものであるが
小池都知事には期待ができない
また
飲食のシーンで感染が拡大しているのも事実である
コロナ禍で飲食をする中で利用者がマナーや節度を持って利用先を選んでいれば
ここまで飲食店がやり玉にあがる事は無かったのかもしれない
一部のルール違反をする人たちによって
全員をしばる新しいルールが出来上がってしまうのは
今も昔もおなじ事なのだろうか
真面目な飲食店に対して十分な補償をして欲しいと切に願うばかりである
コメント