２０２１年４月２３日のニュース
『ラ・ボエム』のグローバルダイニング、休業要請応じず
緊急事態宣言下における休業、時間短縮には応じない方針を出した
ただし自治体からの休業命令が出た場合には従うという事だ
グローバルダイニングとは首都圏を中心に飲食業を４１店舗経営している
東京都とは遺恨がある関係だ
１月に発出された２度目の緊急事態宣言下で、時短要請を拒否して通常営業を行っていた
その後、東京都から狙い撃ちで時短命令が出てからは従ったものの
都を相手取って提訴する事となった
そして３回目の緊急事態宣言が出る事となった
緊急事態宣言下で飲食店に向けられる要請
飲食店
カラオケを使用、酒類を提供する店は休業。
使用・提供しない店は午後８時までの時短
カラオケ店は問答無用で休業要請となるだろう
お酒だけを提供しているBARについても時間的にも営業時間的にもカラオケ店
同様に休業を受けて経済支援を受ける選択肢しかないかもしれない
一般の飲食店については
酒類の販売を取りやめて２０時までは営業する事ができる
そして売上減少に応じて補助金が出るという仕組みであるが
グローバルダイニングは要請を受けない選択をした
グローバルダイニングの勝算
この要請を受けない選択は勝算の有り無しではないかもしれないが
十分勝算があると思える
今回の緊急事態宣言の対象エリアである東京都は
平時であればGW期間については人が減るエリアであるが今回は違う
地方勢は今年帰省はしない
元々都内に住んでいる人も海外、県外に旅行に行かない人が増えると予想されるからである
・２０２１年のゴールデンウイークは地方勢は帰省しない
・オープンしているお店が少ない
・お酒を飲めるお店がほぼ無い
・日頃、仕事で都内に来ていない人が流れてくる
・ニュースになった事でオープンしている事が周知されている
・感染対策がされているお店なので安心して食事ができる
上記の事からグローバルダイニングに続いて緊急事態宣言の要請を受け入れない
飲食店が増えるのではないかと思われる
大手の飲食店は休業、時短、酒類販売について前向きな決定を発表してるが
今回のグローバルダイニングが行った発表は
ジリ貧の飲食店に取っては勇気を貰えるニュースとなったのではないだろうか
ただし感染対策がしっかりできている事が前提ではある
まとめ
緊急事態宣言の要請に従わない方が良いと言うわけではありません
狭い席で飛沫を防げない状態でお酒を飲めば確実に感染する病気である事は事実です
しかし
日用品を購入するかのごとく、注意して満員電車で通勤するかのごとく
飲食ができる準備ができているのならば
一律のルールで縛る事で不幸な結末が訪れる人もいるのです
感染してしまい不幸になる人もいるのと同じ
自己責任の中で生きるしかない中で
強い命令が打ち出せる国でもありません
完全なロックダウンと補償をセットにすれば
抑え込む事ができるのでしょうか？
これから入ってくるワクチンは現在まん延している変異株にも有効と言われている
ワクチンが効かない変異株が出てきた時にも
この１年でやってきた事を繰り返すのだろうか？
飛沫で感染しやすい環境を悪として封じ込める時期があっても良いが
先が見えない状況だと前向きに取り組めない団体、業態が今後出てくるだろう
感染症専用の病床が少なすぎる事が医療従事者の作業効率を下げて
負担を多くしているのではないだろうか？
今の任期や立場しか考えておらず
日々の感染人数だけしか見ていない政治家に飲食店が翻弄されている
ように感じる日々で
グローバルダイニングの件については応援してしまっている自分がいる
飲食店と飲食を利用される方が正しいルールを守れば良いだけだ
簡単に言うと一人カラオケでは感染しないので
1人１部屋のビジネスモデルであれば休業する必要はない
一律のルールを強いられる時はバカ向けのルールなのだ
リーダーシップがあるかのように
戦く、封じ込める、そのような言葉はしっかり準備をできてた人の
口から聞きたいものである
注意
要請に従わずに安易にグローバルダイニングに相乗りする事は辞めていただきたい
ルールを守れない客に注意、退店してもらう覚悟がある飲食店でなくてはならないとは思います
おそらく該者は覚悟を持って判断をされているのだと思います
コメント